こんにちわ誌

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心房細動と脳梗塞  循環器内科部長 中村真胤

 心臓は、規則正しいリズムで全身に血液を送り出すポンプとして重要な働きをします。この規則正しいリズムは、心臓内で作り出される電気信号でコントロールされていますが、電気信号が乱れ、心臓の拍動リズムが不規則になる状態を不整脈といいます。心房細動は、心臓の4つに分かれた部屋のうち、「心房」と呼ばれる上の2つの部屋で生じた異...

「令和」を健康に生きるために  院長 髙田泰治

 本年5月1日に天皇の即位と共に元号が改められました。「平成」の時と同じように、菅(すが)官房長官が額に入れた「令和」の文字を高々と掲げて新元号を発表しました。「令和」は、およそ好意的に国民に受け入れられているように思います。  新しい「令和」の時代となり、希望に満ちた未来に向かって生きていくために、まず健康でなく...

近視抑制に関する最新の話題  眼科部長 松岡美紀子

 近視は、「無調整の状態で眼に入る平行光線が網膜の手前で結像する目の屈折状態」と定義されています。裸眼では近くは見えますが、遠くは焦点が合わないのでぼやけてしまいます。近視は眼の長さ(眼軸長)が長くなり発症すると考えられていますが、その詳細な原因については未だ不明です。近視人口は世界的に増加の一途をたどり、現在では世...

虫垂炎の治療法  副院長 小野仁志

 元号が平成から令和へと変わり、今月号は、令和元年5月号となります。  平成の30年間に、医療の分野では、疾患構造や治療方針が変遷してきました。 外科が扱う、急性虫垂炎も治療方針が変化している一つです。    虫垂は、小腸から大腸への移行部近くに突き出た、太さ1cm以下、長さ5-8cm程度の細い管状...

動脈硬化は怖い病気のはじまり  内科医長 森 英城

動脈硬化とは、動脈の加齢現象で血管の壁が脂肪の沈着などにより厚くなったり、高血圧の影響や石灰の沈着などで硬くなったりする現象です。動脈硬化の進行により血液が流れにくくなったり、弾力性が失われて血管がもろく壊れやすくなります。結果、心筋梗塞、脳梗塞の原因となります。   日本における死因の4人に1人は動脈...

機能性ディスペプシアについて  放射線科医長 吾妻 佐奈江

 機能性ディスペプシアとは、あまり聞きなれない病気と思いますが、胃の痛みや胃もたれなどのさまざまな症状が慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がん等のような異常がみつからない病気です。生命にかかわる病気ではありませんが、つらい症状により、患者さんの生活の質(QOL)を大き...

新年明けましておめでとうございます  院長 髙田泰治

 今年は5月1日に天皇の即位と共に元号が改められます。西暦645年に孝徳天皇が定めた「大化」に始まり、「平成」まで247の元号が定められてきました。次の新元号名がどのようになるのか興味津々です。    天皇一代に元号を一つとする「一世一元制」は明治22年に定められました。それまでは天皇の代替わりだけでな...

高尿酸血症(痛風)について  整形外科部長 竹田治彦

今日の話題は高尿酸血症(痛風)についてです。  高尿酸血症の話ですが、十数年前の当紙面「こんにちは」の中で当時の西条中央病院の整形外科の松本先生が分かりやすく説明・解説されました。十年ひと昔、ここで再び、今の高尿酸血症の治療について紹介します。    さて、高尿酸血症は尿酸代謝に関する疾患です。以前は...

静脈血栓塞栓症  循環器内科 医長 入田 純

 この原稿を書いている日は、台風24号が西条市を直撃しているまさにその日でした。当日、私は日直で西条市の2次救急を担当しておりました。何とか無事、仕事を終え、病院の外へ出てみると、豪雨で西条中央病院の傍の川は溢れそうでした。それでも帰宅の途へ車を走らせましたが、高速道路は通行止め、西条市の様々な道路が冠水しており、結...

逆流性食道炎が増加しています  副院長 放射線科 二宮 克彦

 皆さんは逆流性食道炎という病気をご存じでしょうか?逆流性食道炎とは胃酸が逆流し、食道粘膜を刺激し不快な症状を引き起こしたり、食道粘膜を傷つけてしまう病気です。通常は胃液が逆流しないように食道括約筋の働きで食道の出口は閉じていますが、逆流性食道炎はこの筋肉がゆるみ、胃液が逆流して起こります。近年急速に増加しており、高...

住宅型有料老人ホーム 「ココロココ西条」  院長 髙田泰治

 西条中央病院では、ご承知のように平成27年12月に新病院棟が完成しました。この結果、病院の南側にある建物(3番館)が空きましたので、この建物を改修し、外部委託により住宅型有料老人ホームを運用することになりました。本年10月に50室を擁する住宅型老人ホーム「ココロココ西条」が出来上がる予定です。    ...

ぜん息について  小児科 医長 桑原 優

ぜん息ってどんな病気? ぜん息は、呼吸をするときの空気の通り道(気道)がせまくなって、呼吸が苦しくなる状態(ぜん息発作)を繰り返す病気です。 ぜん息の人は気道に慢性的な炎症があるため、刺激に対して反応しやすい状態になっています。つまり、ちょっとした刺激にもすぐに反応してしまって、ぜん息発作をくり返すのです。 &...

腸内細菌叢について  内科部長 太宰康伸

 腸内細菌とは、腸の内部に生息している細菌のことで、ヒトでは100種から3000種類に及ぶ100兆個から1000兆個の菌が、互いに排除したり共生関係を築きながら生存競争を繰り広げて一定のバランスを保ち、宿主であるヒトと共存した生態系を作りだしている。重量にすると約1.5-2kgに相当し、糞便の約半分は腸内細菌か、また...

高齢者の心不全  循環器内科 部長 中村 真胤

 心不全とは、心臓に何らかの異常があり、心臓のポンプ機能が低下して、全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態をいいます。心臓は無理して血液を送り出そうとしますが、こうした状態が続くと、心臓はやがて疲れてしまいます。心不全はひとつの病気ではなく、心臓のさまざまな病気(心筋梗塞、弁膜症、心筋症など)や高血...

おしりの悩みの相談について  副院長 外科 小野仁志

 痔は、いろいろな肛門疾患を総称する名称です。痔の3大疾患には、痔核、痔瘻、裂肛があります。痔の診断と治療は、外科や肛門科で行われます。痔核は肛門周辺の血管に一部がうっ血してでてきたものです。痔瘻は、肛門周囲にたまった膿が破れ出て、膿が通る穴ができたものです。裂肛は肛門上皮が切れてさけたものです。   ...

「寝る子は育つ」は本当です  小児科部長 濱田 淳平

 昨年度より小学校・中学校の学校健診で成長曲線が活用されるようになりました。これまでは、学期ごとに身長や体重を数値で記入していただけでしたが、この数値を線で結びグラフ化することにより、現在の身長が低い・高いだけではなく、ここ最近の身長の伸びが悪くなっている・身長が伸びすぎているなど、いろいろな情報が得られるようになり...

インスリンの展望  糖尿病内科 藤原 正純

 名古屋大学と東京医科歯科大の研究チームは、血糖値に応じて自動的にインスリンを出せる新素材を開発した。実用化すれば、患者の皮膚に貼るだけで糖尿病治療ができるようになり、5年後にヒトでの臨床研究を目指すという。研究成果が米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」(電子版)に掲載された。  糖尿病は血糖値を下げるインスリンを...

正常な月経を知ってください  産婦人科医長 吉田 望

 月経については家族でもあまり話はしないもの。自分の月経が正常と思っていたら実はかなり異常だったというケースが後を絶ちません。早めに対処すれば将来大変な思いをせずに済むことも多いです。  ぜひ、正常な月経を知り、外れている場合は婦人科に相談しませんか。 *************************** 正...

謹んで新年のご挨拶を申し上げます   院長 髙田泰治

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。    当院がつつがなく新しい年を迎えることができましたのも、ひとえに皆様のご支援、ご厚情のお陰と心よりお礼申し上げます。  日本人の百才以上の人口が6万7千人を越えるようになり、人生百年の時代を迎えているといわれています。最近、健康寿命という言葉をよく耳にします。...

今日からできる新習慣!リッドハイジーン(眼瞼清拭)  眼科部長 松岡 美紀子

 皆さん、髪の毛を洗う習慣はありますよね。では、「まつげ」を洗っていますか?  まつげには、いろんな汚れが付着します。ほこりや皮脂、落としきれなかったアイメイクなど。これらの汚れ、普通に洗顔しただけだと意外と残ってしまいがちです。そして汚れが付着したままだと、様々な目のトラブルを引き起こします。目のゴロゴロ感、かゆ...

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