こんにちわ誌

2017年9月号
筋トレのススメ ~中年太りが気になる方へ~    副院長 放射線科 二宮 克彦

 人は加齢によって筋肉が衰え、一般的に筋肉量は40代になると20代の頃から約20%減少すると言われています。筋肉量が減ると基礎代謝が減少し、摂取エネルギーが消費するエネルギーを上まわるようになり、多くの人が加齢とともに肥満し、いわゆる「中年太り」に陥ります。「メタボ」や生活習慣病の予備軍が形成されるわけです。

 

 筋肉は年齢や性別に関係無く筋力トレーニングによって、衰えを食い止めることが可能です。筋トレを継続して行うことで、筋肉量が増えると基礎代謝が活発になり食べても太りにくい体質になります。いわゆる「ダイエット」は脂肪だけではなく同時に筋肉量も減少するのでダイエットを止めると必ずリバウンドがおこり、減った筋肉量の分だけ脂肪に置き換わります。 筋トレによるダイエットは筋肉を付けながら、体を太りにくい体質に変えていくため、肥満防止のための最も効率的な方法と言えます。 

 

 筋トレを行うと成長ホルモンや男性ホルモンの分泌が活発になることが知られています。ホルモンには脂肪の分解や筋肉を作る働きがありますが、病気への抵抗力や免疫能も向上します。新陳代謝も活発になり肌が美しくなり、身体の活力が高まることで精神面にも好影響をもたらし行動意欲が高まります。

 

 筋トレは心身の健康増進に役立ち、アンチエイジング(老化防止)、生活習慣病の予防に最適な運動と言えます。ポッコリ腹が気になり始めた方には筋トレを是非お勧めします。

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