こんにちわ誌

2019年10月号
心と体    内科部長 太宰康伸

 病気になると気分が滅入る、逆に、気分が滅入ると体調が悪くなると言うように、心と体は密接な関係にあります。また、病気のほとんどは、心の働きに影響する何らかのストレスが、直接的に、あるいは、間接的に影響しているといわれています。さらに困った事は、心の働きの核となる意識に関して、表面意識が自分の行動、意思決定の主体と思っている方が多いですが、ユング、フロイトからはじまりリポッド・ソンデイに至る深層心理学の発展により、本当の意思決定の主体は、心の奥深くに隠れている無意識の意識層である深層・潜在意識であり、表面意識はそれに適当な理由を与えているにすぎないといわれています。通常では、深層・潜在意識の内容を把握することはできませんが、例えば、飲酒をすると豹変するという方は、アルコールによって表面意識による抑えが効かなくなり、その人の隠れた無意識の意識が表面化するためだといわれています。一説によれば、そういう深い意識に大変なトラウマを抱えている方が増えているようです。その無意識層の異常な意識は、癌、頻回の大病を繰り返す、生死、対人関係の問題行動などという形となって、健康面だけでなく、人生のあらゆる局面で時と場所をえて表面化してきます。つまり、無意識層に異常な意識を持っている方は、何とかしてその意識を解消しない限りは、不幸な一生を送ることになりかねないわけですが、残念なことに、現代医学では、この異常意識に対処することは、非常に難しい状況です。さあ、あなたは、大丈夫ですか?。

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