身体的拘束最小化への取り組み
患者さんの尊厳と安全を守り、身体的拘束に頼らない医療・ケアを目指します
身体的拘束を原則として行わないことを基本方針としています。
基本方針
身体的拘束が患者さんの心身に及ぼす影響を十分に認識し、病院全体で身体的拘束の最小化に取り組みます。認知症等があることのみを理由に受入れを制限せず、身体的拘束を行わないケアを基本として、患者さんの状態や生活背景に応じた安全な療養環境の整備に努めます。
当院の取り組み
• 病院全体の推進体制 病院長・看護部長等の方針のもと、身体的拘束最小化委員会と多職種で構成する身体的拘束最小化チームを中心に取り組みます。
• 身体的拘束に頼らないケア 身体的拘束の誘因を検討して取り除き、生活リズムを整えるとともに、見守り体制、離床センサー等の用具・機器やケア方法を検討します。職員からの提案を取り入れる仕組みも整えます。
• やむを得ない場合の慎重な判断 身体的拘束を検討する場合は、「切迫性」「非代替性」「一時性」の3要件を多職種で確認します。患者さん・ご家族に、身体的拘束を行う場合と行わない場合のリスク等を説明し、意向を確認したうえで、必要最小限・一時的な実施とします。
• 定期的な確認と早期解除 身体的拘束最小化チームが週1回を基本に病棟を巡回し、病棟職員とともに解除や代替方法を具体的に検討します。身体的拘束に用いる用具は病棟外で一元管理し、使用状況を把握します。
• 継続的な教育 入院患者さんに関わる職員を対象に、身体的拘束最小化に関する研修を年2回以上実施し、知識・技術と意識の向上を図ります。
身体的拘束実施率の推移
当院全体における直近3か月間の身体的拘束実施率を、期間を1か月ずつ移動して集計した推移は次のとおりです。
| 集計期間 | 身体的拘束実施率 |
| 2026年2月~4月 | 7.84% |
| 2026年3月~5月 | 6.96% |
| 2026年4月~6月 | 5.96% |
※身体的拘束実施率=身体的拘束を実施した患者延べ日数÷入院患者延べ日数×100。対象期間の実績を継続的に確認し、取り組みの改善に活用します。
より質の高い医療・ケアの提供に努めます。
2026年7月 西条中央病院