集計条件
- 令和7年度(令和7年6月1日から令和8年5月31日まで)に退院された患者さんで、一般病棟に1回以上入院した方が対象です。
- 医療保険対象外や自費の患者さんは含みません。また、入院後24時間以内に死亡した患者さんや生後1週間以内に死亡した新生児も集計対象外です。
集計方法
- 在院日数は、入院日から退院日までの日数です。
- 10件未満の数値の場合は、ハイフン(-)で表示しています。
令和7年度 西条中央病院 病院情報
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
| 年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | 313 | 90 | 51 | 70 | 105 | 199 | 295 | 591 | 564 | 303 |
一般病棟を退院された患者さんを、10歳刻みの年齢階級別に集計しています。小児科・産婦人科があり、分娩も取り扱っているため、幅広い年齢層の患者さんが入院されています。一方で、70歳以上の患者さんが全体の半数を超えており、高齢者の救急医療や急性期治療、リハビリテーション、退院支援が当院の重要な役割となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
【内科・循環器内科・糖尿病内科・腎臓内科・脳神経内科】
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし |
104 | 4.24 | 4.12 | 0.00 | 73.93 | |
| 0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし |
93 | 24.65 | 16.10 | 10.75 | 85.14 | |
| 050050xx9920xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし |
70 | 5.76 | 3.26 | 1.43 | 76.74 | |
| 050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 |
68 | 25.03 | 17.31 | 2.94 | 85.00 | |
| 110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 57 | 15.77 | 13.42 | 14.04 | 80.42 |
内科系診療科では、狭心症などの循環器疾患、肺炎、心不全、尿路感染症など、救急受診や高齢者に多い疾患を幅広く診療しています。特に、狭心症に対する心臓カテーテル治療が最も多く、急性冠症候群にも対応しています。急性冠症候群が疑われる患者さんを迅速に受け入れるACSホットラインでは、令和7年6月から令和8年5月までに46件を受け入れました。肺炎、心不全、尿路感染症では平均年齢が80歳を超えており、急性期治療に加え、リハビリテーションや退院後の療養環境を見据えた支援を行っています。
【小児科】
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 40 | 4.40 | 6.20 | 0.00 | 1.68 | |
| 080270xxxx1xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1あり | 39 | 1.00 | 2.10 | 0.00 | 2.92 | |
| 060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 36 | 5.53 | 5.49 | 8.33 | 5.31 | |
| 040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし | 24 | 3.50 | 5.86 | 0.00 | 4.88 | |
| 040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 20 | 4.90 | 6.32 | 0.00 | 2.90 |
小児科では、新生児から中学校卒業までの子どもを対象に、急性気管支炎、ウイルス性腸炎、インフルエンザ、喘息などの急性疾患を中心に診療しています。また、食物アレルギーに対する検査入院にも対応しています。愛媛県東予東部における小児二次輪番病院として、夜間・休日の救急搬送や急患センターからの紹介患者を受け入れています。
【外科・消化器外科・内視鏡外科・乳腺外科・大腸外科】
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 23 | 6.39 | 5.36 | 0.00 | 35.70 | |
| 090010xx99x4xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり | 21 | 2.67 | 3.40 | 0.00 | 62.38 | |
| 060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 19 | 7.16 | 6.00 | 0.00 | 61.53 | |
| 090010xx99x9xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等29あり | 17 | 2.00 | 4.75 | 0.00 | 71.12 | |
| 060035xx0100xx |
結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 |
14 | 15.29 | 14.80 | 0.00 | 75.86 |
外科では、虫垂炎や胆嚢疾患などの急性腹症に対する手術のほか、大腸がん、乳がんなどの悪性腫瘍に対する手術・薬物療法を行っています。身体への負担が少ない腹腔鏡手術を積極的に取り入れるとともに、外来化学療法や緩和ケアにも対応しています。がん診療連携推進病院として、がん診療連携拠点病院と連携し、診療体制と患者支援の充実に取り組んでいます。
【整形外科】
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160800xx02xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 46 | 46.80 | 24.75 | 8.70 | 86.20 | |
| 070350xx01xxxx | 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡下椎間板摘出(切除)術 後方摘出術等 | 32 | 14.44 | 9.50 | 9.38 | 51.13 | |
| 070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 18 | 44.06 | 21.21 | 0.00 | 76.61 | |
| 160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 16 | 55.56 | 18.99 | 0.00 | 85.50 | |
| 07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 13 | 42.77 | 18.55 | 0.00 | 72.31 |
整形外科では、高齢者の転倒などによる大腿骨近位部骨折、脊椎疾患、膝・股関節疾患を多く診療しています。骨折手術、人工関節手術、脊椎内視鏡手術などを行い、手術後は早期からリハビリテーションを開始しています。急性期治療後もリハビリテーションが必要な患者さんについては、地域包括ケア病棟を活用し、多職種で在宅復帰に向けた支援を行っています。
【産婦人科】
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 120260x001xxxx | 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等 | 18 | 9.06 | 9.29 | 0.00 | 32.89 | |
| 12002xxx02xxxx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 | 14 | 1.64 | 2.90 | 0.00 | 39.93 | |
| 120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | – | – | 9.15 | – | – | |
| 120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | – | – | 5.90 | – | – | |
| 120165xx99xxxx | 妊娠合併症等 手術なし | – | – | 10.19 | – | – |
産婦人科では、妊娠・分娩の管理に加え、子宮頸部病変、子宮筋腫などの婦人科疾患にも対応しています。小児科医、麻酔科医、助産師等が連携し、安全な分娩管理に努めています。また、子宮全摘術や子宮附属器腫瘍摘出術など、婦人科領域の手術も実施しています。
【放射線科】
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 33 | 2.00 | 2.56 | 0.00 | 62.58 | |
| 060035xx03xxxx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 14 | 7.50 | 6.35 | 0.00 | 69.43 | |
| 060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 11 | 7.18 | 8.76 | 0.00 | 73.55 | |
| 060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | – | – | 7.37 | – | – | |
| 060340xx99x0xx | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2なし | – | – | 9.40 | – | – |
放射線科では、CT、MRI、単純X線撮影などの画像診断に加え、消化管内視鏡検査・治療を行っています。大腸ポリープの内視鏡切除、早期の胃がん・大腸がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術、胆管結石や胆管炎に対する内視鏡治療などに対応しています。内科・外科と連携し、消化器疾患の診断から治療まで一貫した医療を提供しています。
【泌尿器科】
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11012xxx97xx0x | 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病なし | – | – | 7.14 | – | – |
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
| 初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| StageⅠ | StageⅡ | StageⅢ | StageⅣ | 不明 | ||||
| 胃癌 | 12 | – | – | – | 10 | 10 | 1 | 8 |
| 大腸癌 | – | – | – | – | – | 29 | 1 | 8 |
| 乳癌 | 13 | 19 | 10 | – | – | 24 | 1 | 8 |
| 肺癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 8 |
| 肝癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がんである胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんについて、初発患者さんの病期分類と再発患者数を示しています。患者数は延べ患者数であり、同じ患者さんが治療のため複数回入院した場合は、その都度1件として集計しています。令和7年度は、胃がん、大腸がん、乳がんを中心に、手術、内視鏡治療、薬物療法などを行いました。がん診療連携推進病院として、がん診療連携拠点病院との連携を強化し、診療と患者支援の充実に取り組んでいます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
| 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 20 | 13.85 | 59.30 |
| 中等症 | 96 | 34.98 | 81.16 |
| 重症 | 10 | 52.60 | 86.40 |
| 超重症 | – | – | – |
| 不明 | – | – | – |
市中肺炎とは、病院外で日常生活を送っていた方が発症する肺炎です。令和7年度は中等症の患者さんが最も多く、重症・超重症の患者さんも受け入れています。重症度が高い患者さんは高齢で基礎疾患を有することが多く、入院期間が長くなる傾向があります。当院では、患者さんの状態に応じて、呼吸管理、抗菌薬治療、栄養管理、リハビリテーションを行っています。
重症度は、日本呼吸器学会が定めたA-DROPスコアを用いて、年齢、脱水、呼吸状態、意識障害、血圧の5項目から判定しています。
脳梗塞の患者数等
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| – | 51 | 83.33 | 81.18 | 21.57 |
当院では、脳梗塞患者さんを内科系診療科が中心となって診療しています。入院早期からリハビリテーションスタッフが介入し、身体機能や日常生活動作の回復を支援しています。急性期治療後も継続したリハビリテーションや療養が必要な患者さんを含むため、平均在院日数は一部の長期入院症例の影響を受けています。患者さんの状態に応じて、地域包括ケア病棟への移動や回復期リハビリテーション病院への転院を調整し、在宅復帰を支援しています。血管内治療などの専門的治療が必要な場合は、高次医療機関と連携しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
【内科・循環器内科・糖尿病内科・腎臓内科・脳神経内科】
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5463 | 経皮的冠動脈形成術 その他のもの | 49 | 1.18 | 2.24 | 0.00 | 74.90 | |
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 46 | 3.02 | 4.54 | 2.17 | 73.11 | |
| K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 33 | 1.24 | 8.94 | 0.00 | 77.21 | |
| K5461 | 経皮的冠動脈形成術 急性心筋梗塞に対するもの | 25 | 0.00 | 20.20 | 0.00 | 68.16 | |
| K5481 |
経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの) |
19 | 0.89 | 2.58 | 0.00 | 73.42 |
内科系診療科では、狭心症や急性心筋梗塞に対する経皮的冠動脈形成術、冠動脈ステント留置術を多く行っています。また、透析患者さんのシャント狭窄・閉塞や下肢動脈疾患に対する血管内治療にも対応しています。患者さんの状態に応じて、緊急治療と予定治療の双方を実施しています。
【小児科】
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K300 | 鼓膜切開術 | – | – | – | – | – | |
| K7151 | 腸重積症整復術 非観血的なもの | – | – | – | – | – |
小児科では、腸重積症に対する非観血的整復術や中耳炎等に対する鼓膜切開術を行っています。いずれも患者数が10件未満であるため、患者数等を「-」で表示しています。必要に応じて外科や耳鼻咽喉科、高次医療機関と連携して治療を行っています。
【外科・消化器外科・内視鏡外科・乳腺外科・大腸外科】
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 30 | 1.03 | 6.20 | 0.00 | 63.70 | |
| K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの | 23 | 0.78 | 4.61 | 0.00 | 35.70 | |
| K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 13 | 2.54 | 12.69 | 0.00 | 75.46 | |
| K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 12 | 1.00 | 6.92 | 0.00 | 67.83 | |
| K7434 | 痔核手術(脱肛を含む) 根治手術(硬化療法(四段階注射法によるもの)を伴わないもの) | 11 | 0.82 | 5.09 | 0.00 | 57.27 |
外科では、胆嚢疾患や虫垂炎、大腸がんに対する腹腔鏡手術を多く行っています。腹腔鏡手術は開腹手術に比べて創が小さく、患者さんの身体的負担の軽減や早期回復が期待できます。また、乳がんに対する乳房部分切除術や、痔核に対する手術にも対応しています。
【整形外科】
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 35 | 2.77 | 46.69 | 5.71 | 83.94 | |
| K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 35 | 2.69 | 42.77 | 0.00 | 75.43 | |
| K134-22 | 内視鏡下椎間板摘出(切除)術 後方摘出術 | 33 | 2.88 | 12.42 | 9.09 | 51.24 | |
| K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 24 | 1.83 | 27.04 | 0.00 | 66.79 | |
| K1422 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む) 後方又は後側方固定 | 19 | 14.32 | 40.11 | 31.58 | 76.74 |
整形外科では、高齢者の転倒などによる大腿骨や上肢・下肢の骨折に対する手術、変形性関節症に対する人工関節置換術、脊椎疾患に対する内視鏡手術や脊椎固定術を行っています。手術後は早期からリハビリテーションを開始し、必要に応じて地域包括ケア病棟を活用しながら、在宅復帰に向けた支援を行っています。
【産婦人科】
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K8982 | 帝王切開術 選択帝王切開 | 17 | 1.88 | 7.24 | 0.00 | 33.18 | |
| K867-4 | 子宮頸部異形成上皮又は上皮内癌レーザー照射治療 | 11 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 38.73 | |
| K877 | 子宮全摘術 | – | – | – | – | – | |
| K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 | – | – | – | – | – | |
| K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの | – | – | – | – | – |
産婦人科では、帝王切開術のほか、子宮頸部病変に対するレーザー治療、子宮全摘術、子宮附属器腫瘍摘出術などを行っています。腹腔鏡を用いた手術も実施し、患者さんの身体的負担の軽減に努めています。分娩時には小児科医、麻酔科医、助産師等が連携して対応しています。
【放射線科】
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 30 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 63.57 | |
| K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 15 | 0.07 | 6.40 | 0.00 | 69.87 | |
| K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 | – | – | – | – | – | |
| K6871 | 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの | – | – | – | – | – | |
| K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上 | – | – | – | – | – |
放射線科では、大腸ポリープに対する内視鏡的切除術を多く行っています。また、早期の胃がん・大腸がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術や、胆管結石・胆管炎に対する内視鏡治療にも対応しています。内科・外科と連携し、安全な内視鏡検査・治療に努めています。
【泌尿器科】
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | – | – | – | – | – |
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
| 異なる | – | – | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | 10 | 0.39 |
| 異なる | 13 | 0.50 | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
| 異なる | – | – | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 14 | 0.54 |
| 異なる | – | – |
180040:手術・処置等の合併症の内訳(傷病名)
透析シャント閉塞:10件、再発性透析シャント閉塞:2件、ペースメーカー植え込み後感染症:2件となっています。
この指標には、手術後の合併症だけでなく、透析シャントなどの医療機器・人工物に生じた障害や感染症も含まれます。そのため、医療行為上の過誤を直接示すものではありません。当院では、発生原因を確認し、再発防止と適切な治療に努めています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
| 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の 手術を施行した退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を施行した 患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 |
|---|---|---|
| 317 | 281 | 88.64% |
肺血栓塞栓症の発症リスクが中等度以上の手術患者さんに対し、弾性ストッキング、間欠的空気圧迫法、抗凝固療法など、患者さんの状態に応じた予防対策を実施しています。令和7年度の実施率は88.64%でした。未実施となった症例について、患者さんの状態による適用除外や記録状況を確認し、リスク評価と予防対策の確実な実施に取り組みます。
血液培養2セット実施率
| 血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) | 血液培養2セット実施率 |
|---|---|---|
| 769 | 305 | 39.66% |
血液培養は、敗血症などの重篤な感染症が疑われる場合に、原因となる微生物を特定し、適切な抗菌薬を選択するために行います。成人では原則として2セット採取していますが、小児、特に乳幼児については、採血量や身体的負担を考慮し、患者さんの状態に応じて1セット採取とする場合があります。その際は、採取時の皮膚消毒などを徹底し、汚染菌の混入防止に細心の注意を払っています。このため、当院の2セット実施率には小児患者の割合や診療上の判断が影響しており、数値のみで検査の適切性を評価することは困難です。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
| 広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの 間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
|---|---|---|
| 96 | 86 | 89.58% |
広域スペクトル抗菌薬を使用する際は、可能な限り投与開始前に細菌培養検査を行い、原因菌の確認に努めています。検査結果に基づいて、より適切な抗菌薬への変更を検討し、抗菌薬の適正使用と薬剤耐性菌対策に取り組んでいます。
転倒・転落発生率
| 退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生した転倒・転落件数 (分子) |
転倒・転落発生率 |
|---|---|---|
| 74564 | 162 | 2.17‰ |
転倒・転落発生率は、入院患者延べ数1,000人日当たりの発生件数を示しています。当院では、入院時及び入院中の転倒・転落リスクを評価し、患者さんの状態に応じた環境調整、見守り、補助具の使用などの予防対策を行っています。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
| 退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) |
転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 |
|---|---|---|
| – | – | – |
治療を必要とする重度の転倒・転落は10件未満であるため、「-」で表示しています。引き続き、転倒・転落事例の原因分析と予防対策を行い、重大な事故の防止に取り組みます。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
| 全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) |
分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) |
手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 |
|---|---|---|
| 403 | 398 | 98.76% |
手術部位感染を予防するため、対象となる手術では、原則として手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬の投与を開始しています。引き続き、適切な投与時期と抗菌薬の選択を徹底し、手術部位感染の予防に取り組みます。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
| 退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) |
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上 の褥瘡)の発生患者数(分子) |
d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 |
|---|---|---|
| 74287 | 19 | 0.03% |
当院では、入院時に褥瘡発生リスクを評価し、体位変換、適切なマットレスの選択、皮膚状態の観察、栄養管理などを多職種で行っています。褥瘡が発生した場合は、原因を検討し、早期治療と重症化の予防に取り組んでいます。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
| 65歳以上の退院患者数 (分母) |
分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された 患者数(分子) |
65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 |
|---|---|---|
| 1597 | 81 | 5.07% |
高齢の入院患者さんは、病気や食欲低下などにより低栄養状態となるリスクがあります。当院では、入院早期に栄養状態を評価し、必要に応じて管理栄養士を含む多職種で栄養管理を行う体制の整備を進めています。
身体的拘束の実施率
| 退院患者の在院日数の総和 (分母) |
分母のうち、身体的拘束日数の総和 (分子) |
身体的拘束の実施率 |
|---|---|---|
| 46590 | 15 | 0.03% |
当院では、身体的拘束を行わないことを原則とし、やむを得ず実施する場合も、患者さんの状態を多職種で評価し、必要性や実施方法を継続的に検討しています。環境調整や見守りなどの代替手段を検討し、身体的拘束の早期解除と最小化に取り組んでいます。
更新履歴
令和8年9月28日 令和7年度病院情報を公開しました。
令和8年10月9日 医療の質の値を修正しました。