血管造影装置を更新しました!

血管造影装置が新しくなりました
~SHIMADZU社製「Trinias B12s」~
当院では、より快適で安全な検査環境を整えるため、SHIMADZU社製の最新型血管造影装置「Trinias B12s」を導入いたしました。
本装置は心・脳・消化器・四肢などの血管の状態を詳しく調べ、治療するために用いられ、同時に2方向から撮影できる「バイプレーン型」構造を採用しています。
従来の機器と比べても、メーカーの技術により、高画質な画像取得や操作支援機能が搭載されているのが特徴とされています。
主な特長
■ バイプレーン方式で、同時に2方向から撮影
上下と左右の2方向からX線撮影を同時に行える構造です。1回の検査で多方向からの情報が得られるため、撮影回数や検査時間の軽減が期待され、患者さんの負担軽減にもつながります。
■ AI技術によってやさしいX線検査
AI技術によって画像の鮮明さを保ちつつ、X線の照射量ができるだけ少なくなるよう配慮された設計となっています。身体への影響を抑えながら検査を行うことが可能です。当院における直近の検査結果(5症例)では、旧装置に比べて被ばく線量が平均で40%以上低減されています。(当院実測値データより)
■ スムーズな動きで検査をサポート
装置のアーム(Cアーム)は自由度が高く、検査中の姿勢変更が最小限ですむように設計されています。これにより、検査をスムーズに進めやすくなっています。
■ 治療のサポート機能も充実
ステント(細い金属の網)やカテーテルの位置を分かりやすく表示する支援機能が搭載されており、正確な手技のサポートが期待できます。音声認識機能「SMART Voice」はマイクに向かって発声するだけでAIスピーカーのように装置操作が可能なシステムです。音声認識から機能の実施まで迅速に反応するためスムーズな検査・治療をサポートします。
■ 清潔さと安心感に配慮したデザイン
全体的にシンプルで清潔感のあるデザインとなっており、検査室内の衛生管理や落ち着いた環境づくりにも配慮されています。
本装置の導入により、検査や治療をより安心して受けていただけるよう、環境整備を進めてまいります。
今後も、地域の皆さまに信頼いただける医療の提供に努めてまいります。
