4K画質の内視鏡カメラを導入しました!
当院では、患者さんの体への負担を最小限に抑える脊椎内視鏡手術を行っております。今回その内視鏡手術の4K高解像度カメラシステムを導入しました。
従来のフルハイビジョン画質から、さらに高精細の4Kカメラ画像になり、より鮮明な画面を見ながらの内視鏡手術がおこなえる機器となっております。
内視鏡システムを更新したことにより、FESS(Full Endoscopic Spine Surgery)だけではなくBESS(Biportal Endoscopic Spine Surgery)、両方の手術を行うことができます。どちらも内視鏡システムを用いた低侵襲手術ですが、術式やアプローチの仕方が大きく異なります。適応疾患は、腰ヘルニアの切除や腰椎すべり症の固定などです。
※FESS:完全内視鏡脊椎手術と呼ばれ、1つの穴から治療を行います。切開創を非常に小さくでき椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症に適しています。
※BESS:二孔式内視鏡脊椎手術と呼ばれ、2つの穴から治療を行います。一方はカメラ(視野)、もう一方は手術器具を挿入することにより、より広い視野と操作性を両立でき、腰部脊柱狭窄症や不安定性を伴う症例に適しています。