1月27日（金）に「花王プロフェッショナル・サービス株式会社」のご協力により、「おむつマイスター会議」を開催しました。各病棟から参加したおむつマイスター認定者10名がおむつの基本についての再学習と衣服の上からおむつを装着して患者の気持ちを体験しました。また、現場では拘縮のある患者のおむつ交換の方法について困っているという声に対してアドバイスを頂きました。

　今後もおむつを必要とする人の尊厳を守るケア、自立を助けるケア、快適性を守るケアなど排泄ケアとはどうあるべきか、患者さんと向き合いながらケアを行っていきたいと思います。

 

おむつマイスターとは（花王株式会社独自の認定資格）

おむつの基本的な知識を有し、おむつの装着に対しても充分な技能を持った方を認定する制度です。　

 

　【ねらい】

「院内環境整備」

・おむつに関して困ったことがあれば患者、ご家族から相談や支援ができる体制をつくる

・おむつマイスターを通し、花王スタッフへダイレクトコールが行える関係をつくる

 

「手技向上策」※おむつマイスター会議

・3ヶ月毎にマイスターと花王スタッフで合同カンファレンスを行い手技進捗や悩み、課題の共有をはかり、患者さん目線で解決する能力を養う

・院内全体におむつに対する意識向上を推進する

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（研修テキストより抜粋）

 

　※当院には53名（看護師28名、ケアスタッフ25名）のおむつマイスターが在籍しております。