こんにちわ誌

2017年8月号
健康管理センター     院長 髙田泰治

 西条中央病院健康管理センターでは、癌の早期発見と生活習慣病の予防を目的として、年間1万人を越える健康診断や人間ドックを行っています。

 日本は世界一の長寿国となっています。しかし、いくら長生きしても健康でなければ意味がありません。健康でいることは誰しも願うことですが、このためには日頃の健康管理や病気の早期発見と予防が必要となります。

 平成27年の統計では、日本の死亡率の第1位は悪性新生物(癌)で28.7%を占めています。およそ3.5人に1人が癌(がん)で亡くなっていることになります。第2位は心疾患(15.2%)、第3位は肺炎(9.4%)、続いて第4位は脳血管疾患(8.7%)となっています。

 癌であっても早期に発見すれば適切な治療により治ることも多くなっています。最近、胃粘膜についたピロリ菌を除菌することで胃癌を予防できることが明らかとなりました。またB型およびC型慢性肝炎を治療することで肝臓癌を予防できることもわかっています。癌の原因となる病気を発見し、癌を予防することも健康診断の大事な目的となってきました。

 一方、第3位の肺炎の予防のために高齢者の肺炎球菌ワクチンの予防接種がはじまっています。また動脈硬化に基づく心疾患、脳血管疾患に対しては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満症などの生活習慣と関連する病気を早期に発見し、治療することによりある程度予防することができます。

 長寿国日本。かなり長くなった人生を元気で楽しく有意義に過ごしたいものです。皆様の健康づくりのために、当院の健康管理センターをお役に立てていただきたいと願っています。

             

 

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