こんにちわ誌

2011年10月号
「西条に赴任して」 外科部長 宮内勝敏

「西条に赴任して」

私は医者になってから今年で二十七年目となります。今まで愛媛県内を転々とし、西条に赴任してから五年目となりますが、ここ西条で気にかかる光景がふたつほどあります。

ひとつは身体障害者専用駐車場に一般の方々の駐車が多くみられることです。大型スーパーの店舗の出入り口に近いところに身体障害者専用駐車場スペースが設けられています。そこに駐車する一般の方が他の地域に比べて多いような気がします。確かに駐車場は比較的混雑していて近い駐車場はいっぱいだけれど、少し歩けばまだ十分に駐車スペースはあります。他の人が止めていればつい駐車したくなりますが、やはり我慢でしょう。

もうひとつはJR西条駅の階段です。下りホームへの渡り廊下の階段が高齢の方にはつらそうです。駅前広場は先年整備され、きれいになりましたが、駅内の設備はまったくかわっていません。私の外来に川之江の御婦人がおられますが、その方は階段を利用したくないために川之江から西条駅まで特急で来ますが、その後同じホームから発車する各駅電車に乗り、石鎚山駅まで行き、そこで予約していたタクシーに乗って病院まで来られています。こういった事情でJR西条駅を利用したくない高齢者は多いようです。早くエレベーターを設置して欲しいものです。

市立図書館周囲の公園はきれいに整備されました。しかし一方で身体障害者、高齢者には不便な社会の仕組みがまだまだ多く見られます。ひとつひとつ改善されていけばいいなと思います。

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