こんにちわ誌

2009年11月号
「働く人のメンタルヘルスケアについて」 副院長 外科 小野仁志

「働く人のメンタルヘルスケアについて」

 『健康とは、身体、精神及び社会的によい状態であることを意味し、単に病気でないとか、虚弱でないということではない。』
このWHO(世界保健機構) の健康の定義は、1948年に制定され、現在も変わっておらず、深い意味があると考えます。

 近年、経済・産業構造が変化する中で、仕事や生活に関する不安や悩み、ストレスを感じている労働者が増えております。自殺者の数は、この10年、年間約3万人であり、そのうち労働者の数が3割に達しています。自殺に至らなくても、心の健康を害している方が多いと考えられます。

 そこで、仕事や生活をする上で、過重労働を減らし、また一方で、ストレスと上手に付き合う必要があります。次にストレス対策の10のヒントついて述べてみます。

1)リラクゼーション法を身につける。筋肉をゆっくり伸ばすストレッチングを仕事の合間に入れる事で緊張をほぐすことが出来ます。
2)規則正しい生活を心がけ、睡眠を充分とる。
3)休憩を適度にとり緊張を細切れにする。
4)出来るだけ落ち着ける環境をつくる。
5)仕事に関係のない趣味を持つ。
6)ストレス解消をタバコやお酒に頼らない。
7)内にためずに言葉に出していう。
8)笑いのすすめ
9)自然を親しむ機会を多く持つ。
10)適度に運動をする。

また、職場で一日気持ちよく過すため、仲間にも5つのプラスの働きかけを行う。
①出社したら挨拶は自分から
②会議では、相手の話を遮らず、信頼関係を築く。
③困った時は、素直な自分を出してみる。
④仕事を頼む時は名前を呼んでお願いする。
⑤手伝ってもらった時は、笑顔でほめよう、感謝を伝えよう。

以上の工夫で心の健康を保ちましょう。

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