こんにちわ誌

2009年1月号
「謹んで新年のお慶びを申し上げます」 院長 高田泰治

「謹んで新年のお慶びを申し上げます」

当院がつつがなく新しい年を迎えることができましたのも、ひとえに皆様のご支援、ご厚情のお陰と心からお礼申し上げます。

さて、一昨年に京都大学の山中伸弥教授らが、世界で初めて人間の皮膚からiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作成に成功し話題となっています。iPS細胞というのは、体のどの臓器や組織にも分化することのできる万能細胞です。自分の皮膚からiPS細胞を作成し、それを培養して腎臓や心臓などの臓器を作り、それを自分に移植できるという可能性がでてきました。他人からの臓器移植ではないので全く拒絶反応がありません。これを再生医療といいます。

画期的な医学の進歩を目前にしていますが、実用化されるにはまだまだ時間が必要です。今のところ悪くなったら取り替える再生医療を待つよりも、いかに病気を予防するかを考えた方が良さそうです。一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組み、望ましい生活習慣を心がけ、定期的に健康診断を受け、病気の予防や早期発見に務めることが大切です。このことによって年をとっても健康を保ち有意義な人生を送ることができると思います。

年頭にあたり、私たちは皆様の健康を願い、健康づくりのお役に立つよう全力を尽くしたいと思っております。さらに病気の方には最善の医療を提供できるように、これからも日々研鑽し努力を重ねていきたいと思っております。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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