こんにちわ誌

2008年9月号
「臨床研修病院としての西条中央病院」 副院長 外科 小野仁志

「臨床研修病院としての西条中央病院」

 地域医療崩壊の原因の一つと云われている新臨床研修制度は、始まって五年が経ちました。当初、「プライマリー・ケアの実践」と「医師としての人格涵養」を基本理念とした社会的要請により生まれたものでした。

 しかしながら、研修病院の選択が研修医の自由となったため、愛媛県であれば、今までは卒業後、大半が愛媛大学で初期研修を受けていたものが、大都市など他県への流出となり、県内に残り、その後も愛媛県で働く方が減少している状態です。そのため、制度が始まってみますと、大学病院からの派遣医師の数が減少し、勤務医不足となっているのです。

 西条中央病院は平成16年より愛媛大学の協力型臨床病院となり、地域医療の項目で今まで4名の臨床研修医の研修を行ってきました。平成19年度からは管理型研修病院として2年間の研修すべてを実施できる病院となりました。

 今後、西条中央病院は、安心、安全で患者さんから頼られる病院になることはもちろんですが、研修医が研修を受けたい病院となり、研修後も愛媛県で働く医師を増やすことが、地域並びに病院にとっても目指す道であると考えています。

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