こんにちわ誌

2008年6月号
「新しい透析センター」 院長 高田泰治

「新しい透析センター」

 西条中央病院を訪れる皆さまは正面玄関の北側に建設中の建物にお気づきのことと思います。工事中、駐車場が狭くなりご迷惑をおかけしていますが、今年の8月には建物の2階に透析センター、1階にリハビリテーションセンターが完成いたします。
  
 現在の透析センターは検査棟3階にあります。平成2年に開設した当初は、わずか数名であった透析を受ける人が、その後毎年徐々に増加し、今では60名になっています。現在の設備では、もうこれ以上透析治療を受け入れることができない状況になっています。

 日本で透析治療を受けている人は、毎年増え続け、平成18年末で26万4473人を数えていますが、この1年間でさらに3万6千人あまりの人が新たに透析を開始しています。透析が必要になる原因として、かつては慢性腎炎によるものが7割を占めていましたが、最近は糖尿病性腎症によるもの、すなわち糖尿病を充分に治療せずに放置して腎臓が悪くなった人の割合が最も多くなっています。この西条市においても透析が必要な人は毎年増え続けていますので、透析施設の拡充がどうしても必要になってきています。このたび新築する透析センターは最新の機器を備え、規模も現在の2倍となり、40人を同時に透析できるようになります。

 私たちは糖尿病などで腎臓が悪くならないように、患者さんと一緒になって努力を続けていますが、それでも腎臓が悪くなってしまった時に透析治療ができるように備えをしておきたいと考えています。

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