こんにちわ誌

2007年1月号
「明けましておめでとうございます」 院長 高田泰治

明けましておめでとうございます。

当院がつつがなく新年を迎えることができましたのも皆様のご支援、ご厚情のお陰と心よりお礼申し上げます。

当院では、昨年4月から産婦人科医が1名となり、やむを得ず分娩を休止させていただいています。市内には当院でお産をされた方や生まれた方も多いと思います。多くの市民の皆様に当院の産科の復活を期待され、応援もしていただいていますが、全国的な産科医の不足は深刻であり、未だご期待にそえない状況が続いています。お詫び申し上げます。

なぜ急にこのような状況になったのでしょうか。大きな原因は医師の卒後研修義務化の影響といえます。これまで大学を卒業した医師は、大学病院に勤めながら研修を受けていましたが、卒後2年間は研修に専念することになりました。まず大学の医師不足が起こり、各病院に派遣していた医師を大幅に引き揚げました。その結果、各病院の医師不足が起こりました。研修医は都会指向が強く、僻地勤務などは論外で、地方の大学に残る医師さえ少なくなっています。大学はますます医師の派遣が困難になり、今は産科のみならず全ての科で医師不足に陥っています。地域格差が顕著になってきており、国家レベルでの早急な対策が必要となっています。

少子高齢化の進む中、当院は今年こそ安心してお産のできる病院になることを期していますが、一方で高齢者にもやさしい病院となるように努力したいと思っております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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