こんにちわ誌

2006年3月号
「大豆の力」 産婦人科医長 山中研二

「大豆の力」

独立行政法人 国立健康・栄養研究所のホームページ(http://www.nih.go.jp/eiken/)で、「健康食品の安全性・有効性情報」のデータを見ることができます。そこで、「ウコン」「γ-アミノ酪酸(ギャバ)」「深海ザメエキス(スクワレン)」「ガジュツ」「ゲンチアナ」「プロポリス」「メシマコブ」など、マスコミでよく名前を耳にする健康食品の有効性を知ることが出来ます。しかし、そのほとんどは、効果が未だ科学的には証明されていないようで、「ヒトでの有効性についてはデータが見当たらない」などとそっけない文章が掲載されています。「コエンザイムQ10」の効能も限られたもののようで、評判になっている程の効能を期待すべきではないのかも知れません。

そんな否定的な評価が多い中で、もう少しは有効らしいと評価されている健康食品はないかと探してみますと、ありましたありました。それは「ダイズ」。それも色々な有効性が示唆されています。「高脂血症」「閉経後の高血圧」「下痢」一部の「糖尿病」「更年期障害」「乳がんの予防」「前立腺がんの予防」「骨粗しょう症」「腎臓病」「肝臓失調」etc

しかし、日本人が通常の食生活をしていると一日に大豆60gぐらいとっているそうで、ほとんどの人は特に気をつけて摂らなくてはいけないこともないようです。そういえば、日本では欧米に比べ、骨を作るカルシウムの摂取量が約半分なのに、骨折頻度が約半数といわれ、大豆の摂取量がその原因ではないかとの説もありました。あっそれから、美容にも良いようですよ。

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