こんにちわ誌

2006年2月号
「糖尿病の診療」 内科医長 藤原正純

「糖尿病の診療」

 近年、糖尿病の患者数は年々増加しつつあり、推定では現在、我が国に境界型も含めると約1620万人おります。その内の約半数は、医療機関に受診しておりますが、残りの半数約810万人は未だ自分が糖尿病であることにすら気付いていないか、あるいは、知っていても途中中断したりで未受診です。これは考えますに恐ろしい事です。

 糖尿病と言う病気は一言で言うならば全身の血管、主に動脈がぼろぼろになってしまう病気です。ですから未受診の方は合併症が進んでしまってから病院に来られる事が多いです。例えば、心筋梗塞、脳卒中、人工透析、足が腐る、眼が見えなくなる等です。糖尿病の治療の目的はこれらの血管合併症を予防することです。ですから早期に発見し、早期に治療する事が何より大切で、起こってしまった合併症に対しては対症療法しかありません。

 私どもではインスリンを外来で導入していますし、15秒で一滴の血で糖の値がわかる自己血糖測定もやはり外来で致しております。ご心配な方はまずは私どもの外来受診をされては如何でございましょうか。

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