こんにちわ誌

2004年10月号
「私の楽しみ?」 産婦人科医長 山中研二

「私の楽しみ?」

 ハーブやアロマテラピーに用いるオイル、漢方の生薬、それからスパイスなどの説明文を眺めていると、時々、実はよく知っている植物の仲間だったり、お互い別の名前でよばれているものが、同じものだったことがわかり、楽しくなることがあります。

 例えば、スパイスにもつかわれる「セージ」は、ハーブとしても使われますし、アロマテラピーでも「クラリセージ」がよく使われています。が、この「セージ」、実はあの「サルビア」の一種。それから、風邪やストレスなどの時に用いるハーブ「アンゼリカ」は天使のエンゼルから来た名と聞けばすぐ覚えてしまう名前なのですが、この和名が「ヨーロッパトウキ」。「当帰(とうき)」といえば、産婦人科でよく使う漢方剤「当帰芍薬散」の構成生薬です。(でも考えてみると、同じ治療目的に用いるハーブや生薬がオーバーラップするのは当然といえば当然の事なのかもしれません。) これに加え最近、フラワーエッセンスというものが出てきました。野の花を岩清水につけておき、水の中にその花のエッセンスを取り込みます。これを時々飲むと心が元気になるというもので、英国を中心に今流行っているそうです。このパンフレットを眺めていると「クレマチス」の名前が出ていました。「クレマチス」をハーブやアロマとして利用するという話は聞きませんでしたので、全く予想外なところでこの名前に出会い、何となく嬉しくなりました。

 さて、ハーブの「サラダバーネット」の和名は「オランダワレモコウ」。あの可憐な「吾亦紅(われもこう)」と同じものなのか違うものなのか、これから調べてみるのが楽しみです。

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