こんにちわ誌

2002年8月号
「手術室の中では」 麻酔科医長 米田利弘

「手術室の中では」

 病院施設の中で手術室は清潔環境を守るため、非常に閉鎖的な所です。では、手術室の中でどのように手術が行われているのでしょうか。
 患者様はかかりつけの先生方の御紹介や直接当院の外来を受診され診察や検査、説明を受けられ手術目的で入院されます。
 手術当日、病棟の看護師によってベッドで手術室へ入られます。そこで一度ベッドを移っていただき、今度は手術室の看護師によって手術室の中へと進まれ手術を受けられます。もちろん、その前に麻酔をかけさせていただきます。麻酔は大別すると全身麻酔と局所麻酔に分かれます。全身麻酔は痛みも意識も無くなります。局所麻酔は主に腰部より注射をすることによって下半身の痛みはとりますが意識は残ります。この両者の一方だけ、または両方で麻酔を行います。麻酔は、通常は麻酔科医が行います。麻酔科医は手術中、患者様の状態を観察し必要な点滴や投薬を行い、手術終了後、麻酔を覚まします。外科系の先生方(術者)は最良の手術を最少出血量、最短時間で行います。手術室の看護師は術者に必要な器具をわたす役目(直接介助)と直接介助、麻酔科医の手助けし手術環境を維持する役目(関節介助)に分かれ援助をします。この様なチームワークの下で手術が行われ、手術を終えられた患者様は手術室に来られた時と逆の経路で手術室を出て病棟へ帰られます。
 日頃この様に手術が手術室の中で行われており、我々、手術室関係者は事故の起こらぬように細心の注意を払いながら勤務しています。

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