こんにちわ誌

2001年9月号
「ただいま十六連覇中」 院長 高田泰治

ただいま16連覇中

 先月、平成12年度の日本人の平均寿命が発表されました。男性が77.6才、女性が84.6才になり、男女共に世界一の長寿の座を奪い返したと報じられました。過去2年間は男性がアイスランドに第1位を譲っていましたが、女性は16年間もの長い間ずっと第1位を守っています。これは世界柔道選手権で5連覇を果たし、10年間世界一の座を保っている「やわらちゃん」こと田村亮子さんよりもすごい成績です。いずれにしても日本の女性は大したものです。
 男性が世界一の座から転落した平成10年は不況のため会社の倒産が増え、自殺者が急増したためですが、平成11年は自殺者の増加に加えてインフルエンザが大流行したためといわれています。そして平成12年に世界一に返り咲いたのは、相変わらずの不況で自殺者は多いものの心疾患による死亡者が減ったことによるそうです。このように平均寿命は不況やちょっとした病気の流行によって変わるということがわかります。
 我が国が世界一の長寿国になっているのは、何といっても国民皆保険制度が充実し、誰でも機会均等に高度の医療が受けられることによると思います。そして昨年に心疾患による死亡が減少したのは、その原因となっている生活習慣病への対策が国を挙げて行われ始めた成果ではないかと考えられます。西条中央病院においても糖尿病をはじめ、高血圧、高脂血症、肥満などの生活習慣病の予防や治療に積極的に取り組んで行きたいと思っています。

院長 高田泰治

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