こんにちわ誌

2000年6月号
「糖尿病のための料理教室」 院長 高田泰治

「糖尿病のための料理教室」

 西条中央病院では毎週金曜日に糖尿病教室を開催しています。昨年は特別企画として糖尿病のための料理教室を開きました。当院の栄養士が講師となり40才から70才までの男性5名、女性6名が参加されました。これまで料理をしたことのない男性も悪戦苦闘して、指示されたカロリーのカレーライスとおやつができ上がりました。

 糖尿病の栄養指導を受けるときは、でき上がった食事見本でこれは何カロリーと説明を受けますが、今回の料理教室のように作る前から教えてもらうことはありません。糖尿病の料理を作るときに最も重要なことは、材料や調味料の量を計って使うことだと栄養士は強調しています。たとえばご飯も実際に重さを計って食べることが食事療法のポイントとなります。これまで他人まかせにしてきた男性の糖尿病患者さんも料理を作る大変さがわかり、食事療法についても理解を深めていただけたものと思います。

 糖尿病は生活習慣病の代表ともいうべき病気です。全国にはおよそ七百万人の方が糖尿病で悩んでおられますが、食べ過ぎや運動不足のためにますます増加しています。「きょうの糖尿病料理」「糖尿病料理の鉄人」などのテレビ番組があれば、見る人も増えて、いろいろな糖尿病料理が工夫されてくるようになるかもしれません。

Copyright © 2017 西条中央病院 All Rights Reserved.