こんにちわ誌

2000年4月号
「歩いてみませんか『海の道』」 院長 弓場意出夫

歩いてみませんか『海の道』

 昨年五月、瀬戸内海を隔てた今治市と尾道市の間を、九つの島と十本の橋で結んだ美しい海の道、『西瀬戸自動車道』通称『しまなみ海道』が開通して、まもなく一年になります。四国と本州を繋ぐ夢の懸け橋として、一足早く開通した瀬戸大橋や明石海峡大橋は、自動車専用道として建設され、歩く人や自転車のための道はなく、ひたすらスピード優先、便利さのみが謳われているように思えますが、『しまなみ海道』に架かるこれらの橋には、歩行者・自転車道が併設されていて、言わば人間味に富んだ橋とも言え、絶好のウォーキングコースになっています。

 その中でもお勧めは来島海峡大橋。はるかに霊峰石鎚山を望み、海峡を行き交う船を眺め、世界に誇る瀬戸内の多島美を愛でながらのウォーキングは、疲れを感じさせません。

 起点になる今治市の糸山公園から、向かいの大島(吉海町)まで、世界初の三連吊橋の全長は四一〇五メートル、約一時間の海上ウォーキングが楽しめます。足に自信があれば往復するもよし、無ければどこからでも引き返すことができます。

 ウォーキングは「いつでも」「どこでも」「だれにでも」できる健康運動です。ウォーキングを始めたいがなんとなくおっくうで、とお考えの皆さん、時は春、海峡の海は飽くまでも青く、島々の桜も満開です。潮のかおりを胸一杯に吸って、とにかく一度この海の道を歩いてみませんか。きっとウォーキングの魅力が満喫できることでしょう。

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