トピックス
2012-09-07
感染防止対策に関する取組み事項
1. 感染防止対策に関する基本的考え方
感染防止対策は、良質・適切な医療を提供するための基盤となるものである。
当院は、感染防止対策に病院全体として取り組み、医療施設内における全ての人々を対象として、院内の衛生環境の保全と二次感染を積極的に予防することに努める。
2. 院内感染委員会の組織に関する基本事項
- 本院における感染防止に関する意思決定機関として、院内感染対策委員会を設置し、毎月1回会議を行い、感染防止対策に関する事項を検討する。また、必要に応じて臨時委員会を開催する。
- 感染防止対策に関する実働的組織として、院内感染対策委員会の中に感染制御チーム(ICT)を設置し、その具体的な業務の立案・実施・監査等を委嘱する。
- 院内感染対策委員会、および、ICTの運営に関しては別途規定を設ける。
3. 感染防止対策推進のために必要な基本方針
感染防止対策の推進のため、国の定めたガイドライン策定指針を元に、当院の実状にあった医療関連感染制御指針を整備・改訂し、職員への周知徹底を図る。
4. 感染症の発生状況の把握に関する基本方針
定期的には、毎月開催される院内感染対策委員会で病原微生物の検出状況を把握する。
アウトブレイク時には、検査室・職員よりの一報を元に状況を把握する。
5. 院内感染発生時の対応に関する基本事項
院内感染が、発生、または、疑われる場合には、ICTが中心となり、速やかに対処する。
届出義務のある感染症患者が発生した場合は、法律に準じて行政機関に報告する。
通常時から、協力関係にある地域の医療機関や保健所と速やかに連携し対応する。
6. 職員に対する研修に関する事項
職員の感染防止対策に対する意識・知識・技術の向上を図るため、各種の研修会の開催を実施する。
7. 患者等に対する指針の閲覧に関する基本事項
本取り組み事項は、院内に掲示し、患者等への閲覧に供する。
社会医療法人同心会
西条中央病院
院内感染対策委員会
平成24年4月1日作成